小学校の樹木伐採

本郷小学校の樹木伐採

 先日、市内の小学校にて、敷地内の巨木の伐採作業を行いました。今回対象となったのは、昭和期に植えられたメタセコイヤやカエデ、松などの樹木です。当時は校庭の緑化や環境教育の一環として、多くの学校で成長の早い樹種や観賞価値の高い樹木が積極的に植えられていました。子どもたちに“緑のある学校”を残したいという願いが込められていたのです。 
 しかし、50年以上が経過し、想定以上の大木へと成長した木々は、いま別の問題を抱えています。根が浅く倒木の危険が高まっている、大量の落ち葉が排水溝を詰まらせる、台風時に枝折れのリスクがあるなど、子どもたちや周囲の安全を守るためには適切な管理や伐採が欠かせません。
 今回の作業では、クレーンでゴンドラを吊り上げ、作業員が高所で上部から少しずつ伐り進める方法を取りました。狭い校庭でも周囲に配慮しながら、安全に作業できる工法です。

左からクロマツ・イチョウ・カエデ・メタセコイヤ

 2日間に渡った伐採作業は、児童や教職員の方にも見守られ、無事に作業を完了することができました。

 大きく育った木は美しい一方で、管理次第では思わぬ危険につながることがあります。学校や公共施設、住宅地などで「樹木が大きくなりすぎて心配」というお声をいただくことが増えています。
 当社では、現地調査から、安全対策、伐採・剪定まで一貫して承っております。気になる木がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。安全で健やかな緑の環境づくりをお手伝いいたします。

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